バンコク滞在記その11

月曜日, 7月 30th, 2012

事務所滞在3日目(6月20日)の早朝に、日本人スタッフのFさんに誘われてバンコク在住の日本人若手ビジネスマンの朝食会に参加しました。

場所はメンバーの一人が経営しているレストランです。

そのレストランは、店内デザインも垢抜けていて、特にメニューを調べたわけではないですが、カツドンとか卵ドンブリといった古い(?)日本料理屋の定番というよりは、若者向けやフュージョン系の日本料理を出すような雰囲気でした。

件のメンバーは、本職は店舗デザイナーであるらしく、飲食店以外に、ショーのブースデザインも手がけているようで、現在はベトナムで開催される自動車ショーのブースデザインの仕事が入っているとのことでした。

こちらへ来ている若者はもともとアグレッシブなんでしょうが、ビジネスチャンスを狙って積極的に活動しているハツラツさが感じられます。

滞在の最後の日に、件のメンバーが紹介してくれた(デザインを手がけた?)日本レストランへ行きました。

古い家屋を改造した洒落たデザインのところで、出てきた料理は魚や肉、野菜等の食材も吟味されているようで、なかなか美味しかったです。

値段も日本のこの種のレストランと同程度ですから、現地価格からすると結構高いです。

ホテルのレストラン並みの値段です。

しかし、味はホテルのレストランよりずっと良いですから、お得感はあります。

私の見るところ、バンコクでは従来の日本居酒屋と接待用の高級日本料理屋の間に、このようなデザイン系日本レストランが増えている気がします。

これは、顧客となる日本人や中流タイ人の間にサービス業種のホワイトカラー層が増えていて、デザイン感覚が鋭くなっているからではないか、と密かに私は考えています。

したがって、これからはタイで意匠や商標の重要性がより高まるのではないでしょうか。

「東南アジア知財のポイント」更新しました。

水曜日, 7月 25th, 2012

所長守田が東南アジア各国の情勢を見聞し、提携する現地代理人に確認した上で掲載する東南アジア知財のポイントです。

現在はタイのみですが、今後各国の情報を順次更新していきますので是非ご参考ください。

コンテンツ更新をした際は新着情報欄でお伝えします。リンクはこちら»です。

 

バンコク滞在記その10

水曜日, 7月 25th, 2012

明けて火曜日(6月19日)は、日本人スタッフのFさんに、夕食を一人で食べるのは淋しい、と話したら、G嬢、H嬢と二人の女性スタッフを誘ってくれて、4人で夕食を採ることになりました。

ホテルのバイキングです。

洋食から和食まで幅広くありましたが、はっきり言って、余り旨いとは思いませんでした。特に和食は。

豪華で高いだけで、余り旨くない、というのは日本でも同じですね。

そういえば、以前バンコクの高層ホテルの屋上にある有名なレストランで夕食を食べたことがあるのですが、そんなに旨いとは思わない地中海ヒュージョン料理とかで、二人で5万円弱とられたことがありました。

いやー、やっぱり、屋台が一番です。

でもまあ女性を招待するとなると屋台ではまずいので、便利でお手軽なホテルになるのですが、本当はソイの奥まったところにあるレストランなんかが、リーズナブルな値段で美味しく、かつ雰囲気もあると私は思います。

ただ、そういうところはクルマで行く必要がありますし、分かり難いところにあるので、下調べが必要なんです。

それはそれとして、一緒に食事した女性は、一人がフランス語からタイ語への翻訳者、もう一人はサイバーインベスティゲータという聞きなれない職務でした。

彼女はフィリピン生まれで、タイの大学を出たそうです。

で、サイバーインベスティゲータは何か、というと、顧客から依頼されてインターネット上で商標や意匠がパクられていないか、著作権が侵害されていないかを終日チェックする役目なんだそうです。

侵害を発見すると、事務所内の弁護士に通報し、弁護士が侵害者に警告します。

警告すると多くは収まるようですが、時に警告が無視される場合は、経済警察に通報して手入れをしてもらう、とのこと。

タイでは未だ模倣品が多く出回っており、月に10件から20件くらい侵害品を見つけてしかるべき処置を採っているそうです。

これはボランティアではなく、当然クライアントからお金をとってやっているわけです。

費用はいくらかと聞くと、ケースバイケースだけど6~8万/月くらいかな、と言ってました。

タイのIP関係の侵害事件は80%が刑事裁判となります。

単純な模倣品が多いということと、刑事裁判の方が弁護士費用がかからず安価だということが主な理由なようです。

バンコク滞在記その9

月曜日, 7月 23rd, 2012

昼からは事務所のメンバーを集めてもらって、事務所と名古屋のことをプレゼンしました。

予め写真入りの資料を作っていき、話の順序もだいたい考えておいてので、スムーズに終えることができました。

まあ、プレゼンくらいならば、ある程度こなせる自信は付きましたね。

受付のE嬢は朝と昼からの2回、コーヒーと水を持ってきてくれます。

所長並みの待遇ですね。

こりゃ自分の事務所より数段居心地が良いですわ。

今回は日本の仕事をかなり持ってきているので、午後からはせっせと仕事をします。

まあ、日本の仕事をしていては、あまりこの事務所に居る意味がないのですが、タイでの仕事があるわけではないので、しょうがないです。

それでも、今までバンコクの他の事務所へ依頼していて、まだ出願中の特許出願が何件かあるので、これの情況を確認するためにタイ特許庁(DIP)のデータベースで調べてもらいました。

うーん。タイの審査は遅いですね。

出願公開(この時期は法律に明定されていない)から5年の間に審査請求でき、審査国で特許になったクレームに一致させる補正をすれば比較的早期に特許になる、と言われますが、そのようにした出願でも、もう1年半くらいほったらかしになっています。

いつ特許にしてくれるんですかねー。

とにかく審査官の数が足らない上に、理系の卒業生の数が少なく引く手あまたなのか、DIPの審査官も余り優秀なのがいないような気がしますねー。

この辺りは統計的にも裏付けられていて、マレーシア、インドネシアやベトナムの方が審査官の数が多いし学歴も修士や博士が結構居ますね。

タイもこの辺りの手当て早くしないと、他の国に遅れてしまうのではないかと密かに危惧します。

まあ、特許の存続期間の終期は出願から20年なので、そのうち事態が改善されることを期待して特許出願しているというのが現状でしょうか。

なので、おそらく現状では商品の保護は意匠や商標に頼らざるを得ないかな、という気がします。

それと、外国企業は余り使わない小特許をうまく使うことですね。

これは存続期間の終期が10年と短いですが、無審査で、しかも進歩性が問われないので、簡単なものや流行性のあるものは有効だと思います。

もっと利用すべきだと思いますねー。

てなことで、第一日は無事終了です。

今日(6月18日)は宿の近くの、通路の一部まで店内に取り込んような、オープンなタイ料理屋で食べるかなー。

バンコク滞在記その8

水曜日, 7月 18th, 2012

確認してみると、バンコクでは光ケーブルはまだ一般的ではなく、ADSLだとのことです。

メールはもちろん、インターネットの閲覧も問題なくできますが、Skypeができるか心配だったので、さっそく名古屋の事務所との間で試してみました。

パソコンに小型のCCDカメラを付け、マイク一体型のイアホンをつないで、名古屋の事務所を呼び出します。

呼び出し中はちょっと心配でしたが、すぐに明瞭な所員の顔が映りました。

話をすると、隣にいるかのようにはっきり聞こえます。

要するにテレビ電話ですね、それもタダの。

世の中、便利になったものです。

さっそく遊びで、CCDカメラを取り外し、ぐるりと回して、部屋の様子を写します。

名古屋では良く見えているようで、「なかなか良い雰囲気の事務所ですねー」なんて声が。

これなら書類をカメラで写しながら、これがこうで、といった話もできそうです。

後日、ここの事務所のメンバーも、Skypeのテレビ電話でクライアントや他国の支所とやりとりしているらしいところを目撃しました。

秘密事項もあるでしょうから敢えて尋ねませんでしたが。

こういう点は、日本より進んでいるような気がします。

確かに直接会う必要のある議題もありますが、テレビ電話でも充分、というのも結構ありますからね。

さて、そのうちに昼になりました。

顔見知りのBさんが昼飯に誘ってくれました。

このBさん(特許担当です)と、商標担当のCさん(メールでやりとりしたことがありますが、会うのは2回目。1回目は会議だったので私的な話はしていません)、それと同じく商標担当のD嬢が一緒です。

昼飯は近くのホテルでした。

後でCさんに聞くと、ホテルで食べるのはお客さんと一緒の時くらいだそうです。

まっ、一応初日はお客として誘ってくれたわけです。

ホテルのタイレストランで、日本へ来た際の約束であったカウマンガイを奢ってくれました。

初日に食べた庶民的な店のものとどっちが旨いかって?

もちろん庶民的な店に軍配があがります。これは日本と同じですね。

こういう御飯時のたわいのない話というのが、英語だとちと辛いですね。

プレゼンのようなものは予め話す内容を考えているので単語につまることは余り無いのですが、たわいのない話の場合は、話題がどこに飛ぶのか分からないので、簡単な単語が思い出せない、ということが良くあります。

これの対策としては、正確な英語ということで身構えると余計に単語を思い出せないので少々間違っても良いや、と開き直ることと、普段から英字新聞なんかを読んで単語力をつけておくこと、さらに私の場合は、日本で電車の中や歩いている時に英語での会話を想定して思い出せない単語をすぐ確認する(iPhoneに入れている和英辞典が役に立ちます)くせをつけています。

まあしかし努力はしていますが、この歳になると確認した単語も右から左へ素通りして一向に覚えられないので、会話につまることもしばしばです。

この場合、熟語で考えようとしないで、この熟語をもう少し簡単な説明的表現に変えてこれを英語化するということを頭の中で素早く行えるようになれば、会話に詰まることは少なくなります。

それでも単語が出てこない場合は、「Sorry」と言って、iPhoneの和英辞典を引きます。

てなことで、昼飯時の会話もなんとか乗り越えました。

バンコク滞在記その7

月曜日, 7月 16th, 2012

今日(6月18日)はバンコクの特許事務所へ初出勤(?)です。

まあ、出勤といっても事務所の従業員として働くわけではないので、気楽といえばそうですが、何回か行っているとはいえ、滞在するとなると少し緊張しますね。

件の事務所はバンコクの高架鉄道BTSの駅から近いところにありますから、アクセスは便利です。

今回は事務所からは駅を挟んで反対側ですが、近くに投宿しているので、歩いて10分くらいで事務所の入っているビルに到着できます。

事務所は24階建てのビルの14階にあります。

イギリス系の事務所ということもあって、受付けあたりから部屋内のデザインまで、私が知っている日本の一般の特許事務所よりはずっと垢抜けています。

エレベータを降りて、勝手知ったる(?)事務所の入口に到着しますが、ここはキーカードが無いと入れません。

扉が透明で中の受付けが見えるので、受付嬢(彼女の名前は後で確認しました。この時点では知りません)に手を振って開けてもらいます。

話は通じていたようで「ケンさん?」ということで、そのままガラス張りの、普段は打合せ場所だという比較的小さな、しかし真ん中に充分大きな机のある綺麗な部屋に通されました。

ここを一週間の滞在場所として提供してくれるようです。

この部屋に着くまでに、大部屋を通ります。

所員は皆机に座ってパソコンを眺めています。

最初から「やあやあ」と入っていくわけにも行かないので、ここは大人しく通り過ぎました。

通された部屋には、インターネットに接続できるようにと、パソコン用の電源とLANケーブルが既に準備されていました。

所長は欧州出張中(メールを貰っていました)なので、所長秘書のA嬢(メールは何回かやり取りしたことがありますが、会うのは今回が初めてです)に挨拶をし、土産を渡します。

皆に自己紹介したいのだけど、と言うと「じゃ、昼から、1時半ころからでどう?」とのこと。

てなことで、昼から、さっそく皆の前でプレゼンです、というほど大袈裟ではないものの、日本語でならどうということもないですが、英語なので、ちょっぴり緊張しますね。

プレゼンは昼からになったし、午前中は日本との通信確認と日本から持ってきた仕事を処理することにします。

バンコク滞在記その6

水曜日, 7月 11th, 2012

水上マーケットといっても水上に市場があるわけではありません。 もちろん観光写真にあるような、果物や生鮮品を積んで売っている小舟は多くいますが、主体は、川、といっても運河くらいの川幅の、に沿って並ぶ、それこそあらゆる種類の店です。

つまり、タイに良くある市場の店が、川沿いに展開している、という感じですね。

何故川沿いなのか。

これは、バンコク辺りは低湿地ですから、昔から水運が盛んだったんですね。

つまり陸運よりも水運で、農産物や漁獲品は舟で運ばれたわけです。

そして川沿いに店を作って、舟で運んで荷揚げした産品を売るようになったわけです。

運河は網の目のように発達し、お客も舟に乗ってやってくるわけですから、川沿いに店があるのが便利だったわけです。

もちろんその中には、陸上に店を構えることなく、小舟に積んできた産品をそのまま売る者もかなり居たことでしょう。

それが外国人には珍しがられ、観光用として絵にもなる、ということで産品を売る小舟が異常に増えたのではないでしょうか。

だからおそらく、有名なダムヌンサドゥアクでは、産品を積んだ小舟が異常に多いのではないか、以上が私の推理(?)です。

なんか急に、水上マーケットの成り立ち、「中世タイの水運」なんてのを勉強したくなりましたね(笑)。

まっ、それはさておき、アムパワーの延々と続く川沿いの店や、その前に屯している小舟を覗きながら、

店先の試食品をつまんでみたり、ところどころで菓子や飲み物を買って食したり、と、まあこの当たりは日本の市場と変わりません。

私はこういう雑多なものを売る市場が大好きで、バンコク市内の市場もいくつか行きました。

これはどうも、日本の市場(私が子供の頃はこんな市場がそこら中にありました)の懐かしい臭いをタイの市場にも感じるからだと思われます。

もっとも、家の者は汚らしいのが嫌だと言います。

彼女は百貨店派ですから(笑)。

市場に並ぶ店の中には結構垢抜けたデザインのカフェなんかもあります。

お客は殆どがローカルです。

タイの、特に若者は、やはり綺麗な店が好きなようです。

我々もまあまあの店構えのうどん屋へ入って、タイうどんを食べました。

私はどうも、こういうところの味が好きなようで、私だけお替りをしました。

そういえば、この滞在記その2でタイうどんを食べた、と記しましたが、後で写真を見ると、食べたのはカウマンガイですね。

お詫びして訂正します。

どうでも良いことですが(笑)。

タイ人は一般に小食で、一度に余り食べません。

その代わり、常に何かつまんでいる、という感じなのです。

私はそれにつきあって、頻繁にしかも私だけいつもの習慣でその都度大量に食べるので、帰りの車中では腹が重くて苦しかったです。

さすがに姪っ子やお姉ちゃんも疲れたようで、帰りの車中は行きのような元気はありません。

私も眠くなってきました。

スコールの土砂降りの雨の中、運転手の彼女だけが頑張ってます。

さて、いよいよ明日、月曜日(6月18日)からは、事務所へ出勤です。

バンコク滞在記その5

月曜日, 7月 9th, 2012

寄り道をしましたが、ようやく本日(6月17日)の目的地、水上マーケットに着きました。

アムパワー水上マーケットといいます。

バンコクの近郊にはいくつか水上マーケットがあり、ダムヌンサドゥアク水上マーケット、というのが、外国人には一番有名です。

私はあいにく行ったことありませんが。

今回「日曜日に行ってみたいところは?」と彼女に訊かれて、「日本人が殆ど知らなくて行かないところ」と答えた、その回答が、ここアムパワー水上マーケットだったわけです。

ところでインターネットは便利ですね。

日本に居る時にこの水上マーケットについては予め調べておきました。

それによると、ローカルに大人気の水上マーケットで、観光客はあまり居ない、とのこと。

何故、観光客があまり居ないのか、その理由は今でも良く分かりません。 彼女達に訊くこともしなかったのですが、思うに、プローモーションの違い、ということにある

のかもしれません。

つまり、ダムヌンサドゥアクも昔はアムパワーと変わらない地元ローカル用の水上マーケットだったのが、何かのきっかけで外国人が訪れるようになり、そこに旅行代理店等がからんで、駐車場や外国人向けの店舗なんかが整備され、それがますます外国人を呼び込むことになって肥大化していった、というストーリーですね。

日本でも同じことがあったような。

それに較べるとアムパワーの方は駐車場もさして大きくなく、昼頃に着いた我々は駐車スペースを探すのに苦労しました。

観光バスも殆ど見かけません。

確かに観光客は少ないようです。

欧米人はちらほら見かけますが、日本人は殆ど居ません。

というより、マーケットにいる間、日本人には一人も出会いませんでした。

日本人が何故いないのが分かるかって?

時には間違えますが(笑)、他のアジア人も多く出席する会議なんかでも、日本人はすぐに分かります。

何となく、良くも悪くも、同種の臭いがするんです(大笑)。

皆さんもきっとそうだと思いますよ。

このアムパワー水上マーケットは確かに、彼女が言うように、日本人は殆ど行かないようです。

そんな日本人の殆ど居ないマーケットに、日本人代表(?)として乗り込んだわけです。

バンコク滞在記その4

水曜日, 7月 4th, 2012

その祠はコンクリート製のようで、これの全体を大きな木の根が包んでいました。

かなり古いものなのだそうですが、コンクリート風であるところを見ると、100年以上も遡るものではなさそうな感じもします。

しかし、暑いところでは木の成長も早いとはいうものの、祠全体を根が包むような巨木にまで成長したところを見るのはやはり壮観ですね。

そして、その祠の中に仏様が鎮座していました。

タイではお賽銭の変わりに小さな金箔を買って、これを仏像の表面に貼り付けます。

したがって、仏様は貼り付けられた金箔で黄金仏になっているわけです。

さっそく我々も金箔を買って貼り付けることにしました。

4~5mの高さがある仏像の周りには階段ができていて、その階段を上って途中で仏様の肩や顔、手など、好きなところへ金箔を貼ればよいのです。

金箔は付箋程度の小さな紙に貼り付けてあり、紙を剥がしつつ金箔を仏像の表面に押し付けるようにして貼り付けます。

仏像の表面といっても既に多量の金箔が貼り付けられていますから、金箔の上にさらに金箔を押し付けるといった感じです。

祠の外には、購入した飾り(何のためなのか訊くのを忘れました)を刺すところや、日本と同じような、線香を立てるところがあります。

こちらも一応仏教徒(?)なので、線香を立てて拝むところはドウに入っていたと思います。

ところが祠の中で彼女が仏像を拝む姿勢を見て、やはり私のような不信心の仏教徒との差を感じましたね。

彼女の拝み方は身体を投げ出す、いわゆる五体投地というやつですね。

イスラム教の信者がやっているところは良く見ますが、仏教でもこんな拝み方があったんですね(後で調べたら、仏像などを拝する際の最高の礼法とありました)。

うーん。これを見て私はやっぱり彼女は生粋の下町っ子ではないか、との思いを強くしました。

バンコク滞在記その3

月曜日, 7月 2nd, 2012

バンコクは渋滞が有名ですが、郊外へは高速道路が延び、日曜日ということもあってか、快適なドライブとなりました。

彼女の車はホンダです。

タイではトヨタ車より一般に高いそうです。

バンコクのような都市圏の若者、特にホワイトカラー層や大学生の生活は、もう日本の若者と殆ど違わない感じです。

同行した姪もiPhoneを日本の若者のように扱って、そのナビ機能で車の位置を確かめます。

今日行く水上マーケットは彼女達も今までに数回行った程度の処らしいので、一応道を確認しながら行くことになります。

彼女の姉さんは余り話さない、おっとりした感じの人ですが、姪の方は物怖じしない女子大生で、会ってしばらく後には、「ケンさん」と気楽に話しかけてきます。

タイの東大といわれるチュラロンコンの、国際関係学部に在籍(後で知ったのですが)しているので、流石に英語は上手いです。

叔母さんの方の英語はイギリス生活が長かったせいか、自然な言語の一部になっていて早口で流暢過ぎる(?)のでヒアリングに苦労するのですが、姪の英語は学生さんの英語で明瞭で分かり易いです。

道すがら、いろんな建物のことを、これもiPhoneでインターネット検索しつつ、いろいろ説明してくれます。

私はフンフンと分かるところだけを適当に聞いて(笑)ごまかしていました。

途中、キリスト教の教会に寄りました。

仏教が国教のタイでは珍しいですね。

バンコクの西南にあたる海に近い場所ですが、この辺りは昔西洋人が多く住んでいたということで、キリスト信者が多いそうです。

この教会は、タイで最も古い教会として有名だということでした。

大きくて立派な教会ですが、多くの仏教寺院に較べると、ステンドグラス以外には装飾も余り無く簡素な感じです。

内部に入ると、ミッション系の高校生らしい多くの生徒が二列に長く並んで神父さんから祝福(?)を受けていました。

仏教が国教で、暦も我々が使う西洋暦ではない仏暦を使うタイで、キリスト教徒がどのように扱われているか興味のあるところです。

そのことを彼女達に聞くのをすっかり忘れました。

さて次は、椰子の林の中を縫って進む道路を辿って、大木に覆われたお堂の中に鎮座する仏像を拝みに行くのだそうです。