ツール・ド・フランス

水曜日, 7月 31st, 2013

毎年この時期になると「ツール・ド・フランス」が開催されます。

残念ながら今年もドーピングが問題になっていますが。

殆ど毎日最高50〜60Km/hくらいのスピードで150Km以上ほども走るので、超人的な体力を要しますからね。

これだけの距離を平地でさえ大変なのに、標高1500m以上の山岳コースも走るんですから。

今年もNHK―BSで2時間の総集編をやっていました。

まとまった「ツール・ド・フランス」の放映としてはこれが唯一ではないかと思われます。

最近は街中でも結構ロードレーサに乗っている若者を見かけるので懐かしく昔を思い出していますが、自転車競技は日本ではいまいちポピュラーになりませんね。

自転車に関心があまりない人でも、「ツール・ド・フランス」を見ると、きっと感動すると思うんですが(笑)。

風が大敵なので、一人飛び出て独走するわけにはいかず、このため、いろんな駆け引きがあるんですよ。

チームで参加して最終的にはエースを総合優勝させるのです。

エースはもちろんオールラウンドに力がある者がなりますが、エース一人では総合優勝はできません。

エースに力を温存させるために、チームの他のメンバーは風よけ的に走ります。

メンバーの中には特に山岳に強かったり、スプリントに強いスペシャリストがいますから、彼ら自身も、得意なステージの優勝を狙いつつ、基本はエースを総合優勝させるために頑張るわけです。

自己犠牲の精神ですね。

それと、メインの集団から複数人が飛び出して先行するのが普通ですが、彼らは敵味方の区別なく暗黙の了解で、風をまともに受ける先頭を交代します。

多くの場合は、大勢で風を避けて力を温存しているメイン集団に結局は吸収されてしまうことが多いのですが。

今回の競技中には、総合トップでいた競技者が途中で低血糖状態になり、食べ物の補給を受けたのですが、その間、その競技者と争っていたトップグループが速度を緩めて復帰を待っていました。

駆け引きと自己犠牲、それに武士道に通じる騎士道。

日本人が好きな要素が「ツール・ド・フランス」には散りばめられているんですけどね。

こういうものを見ると、日本人が仲良くすべきは、米国ではなくヨーロッパではないかと思います(大笑)。

日本を取り戻す

月曜日, 7月 29th, 2013

先週の金曜日と土曜日の二日間、恒例(?)の短い夏休みで木曽へ行ってきました。

まあ二日間とも家の者とゴルフをやりました。

今年は蓼科とかもっと違ったところへ、というリクエストもあったのですが、私は車の運転が好きではないので、結局近場(?)で通い慣れた木曽にしました。

中央道のルートから外れたのが木曽谷の経済発展を妨げている、という地元の声もあるらしく、まっ、確かにそういう面もありますが、私の学生の頃から余り変わっていない風景が未だ点在しているのは嬉しいです。

こういう、余り開発されていない良さを生かす道は無いものか、と思いますね。

大型リゾート開発ではなくて、鄙びた落ち着いた昔ながらの地元の暮らしに溶け込んだ形の観光こそが、もっと残されるべきではないか、と。

外国人はそんなところを訪ねるのを望んでいるのではないでしょうか。

知人は日本の「KOMINKA」(古民家)に興味があって、将来は日本に移住したいと言っています。

私なんかはちっとも興味が沸きませんが(笑)。

アキバやコスプレも良いですが、成熟した外国人が評価する日本は、地方に点在するその土地に根ざした多様な文化なのではないか、と思われます。

「日本を取り戻す」というのは、どこかの党首の謳い文句ですが、取り戻すべき日本は何なのでしょうか。

木曽へ行って、昔懐かしい風景がある一方で、旅館や観光地は何となく廃れつつあるのを見ると、「日本を取り戻す」という言葉は同じでも、その中身は違っているのでは、と思ええてきます。

日本人の集団主義

月曜日, 7月 22nd, 2013

先日名古屋駅の階段で日本人の集団主義の貫徹(大げさ?)されているのに出くわしました。

階段は手すりで区画されて、左が上り、右が下りになっています。

これは特にそのような表示があるわけではありませんが、通路での一般的な習慣に従ったものと思われます。

かなりの人混みだったのですが、上り階段は前の人の動きに合わせなければ上がれない程の混雑でした。

対して、下り階段はガラガラなのです。

ところが誰一人下り階段を上る人はいません。

私は急いでいたこともあって、下り階段を上りました。

下り階段を上っても、人が少ないので、特に迷惑をかけることもありません。

かくいう私もまあそれほど堂々と上がったわけではありません。

若干の後ろめたさを感じつつ…。

なんで、でしょうねー。

確かに、下り階段が上り階段よりは空いていてもそれなりに混雑している場合に勝手に上るようなことは、他人に迷惑をかけることとして非難されてもしょうがないでしょう。

しかし、下り階段がガラガラなのに暗黙のルールを守る必要があるのでしょうか。

そこは臨機応変、下り階段へはみ出るような列ができても良さそうだ、と思われるのですが。

タイ人だったらどうでしょうね。

下り階段へはみ出る列ができるような気がしますが(笑)。

まっ、それほど目くじら立てるようなことではないのでしょうが、日本人の集団主義、つまり、こちらの方が合理的だと思うのに、まあ皆と同じ行動をとっていれば安心、という習性は、日本のような狭い国で暮らして行く場合には上手くいく場合も多かったのでしょうが、これから国際化していく中では、どうかな、と思いましたね。