所長ブログ「ケンさんが往く」

2024.02.04

リモート花盛り

コロナ禍で出社せずに自宅等で仕事をするリモートワークが始まり、ZOOM等の遠隔会議用ソフトも生まれて、その便利さが改めて認識され、コロナ禍が去った今でリモート花盛りという状況ですね。

 

我々名古屋の平成7年弁理士試験同期合格組を中心に勉強会を月1回で開いて25年以上になりますが、先のコロナ禍からリモート勉強会になりました。

 

それまでは、メンバーの事務所へ集まって6時半から8時半頃まで勉強会を行い、その後は飲み会、という繰り返しをほぼ25年毎月やっていたのです。

 

それがコロナ禍でやむなくリモートということになったのですが、やってみると便利なものです。仕事を終えてわざわざ現地へ出向く必要がないので、それぞれの生活スタイルを変える必要がない。

 

例えば私は歳とともに朝型になって、朝6時過ぎには事務所へ出勤し早い時は3時半頃に退社するのですが、勉強会があると6時半の開始まで、3時間ほどが空き時間になります。普段なら家へ帰って新聞を読んだり食事したり(早や!)という時間です。

 

しかしそれがリモート会議だと、6時過ぎまで事務所で待機する必要はありません。3時半頃に普通に家へ帰って新聞を読み、食事をし、気が向いたら風呂へ入ってさっぱりして、6時半にパソコンの前に居れば良いのですから。

 

しかし良いことばかりではないですね。クライアントの特許部はリモートワークで週に2回ほどしか出勤せず、特許庁の審査官も週数回しか登庁しないですから、自然、仕事の進捗は以前より遅くなりがちです。家では仕事のモチベーションが上がりませんからね。

 

我々の勉強会もリモートでは飲み会が無いので、年に数回は直接会って飲み会をやろうという話が出て、実際去年の秋に一回やりました。そうしたら、誰かがもう帰ろう、と声を上げるまで延々3時間くらいの飲み会となりました。実際に会うとやはり話が弾むんですよ。

 

何事にも明と暗はあるようで、リモートも例外ではありませんね。