所長ブログ「ケンさんが往く」

2025.05.04

モーツアルトも美空ひばりも

芸術というのは奥行きも幅も広いですね。

 

音楽もクラシック・ラテン・ジャズ・歌謡曲……と、幅が広く、それぞれに奥深さがあります。

 

その中で私はクラシックと歌謡曲ですね、主に聴くのは。

 

クラシックと言っても奥が深いですが、一人上げれば、モーツアルトです。

 

今月末に最初で最後の(笑)欧州旅行へ行きますが、ウイーンとザルツブルグです。
ウイーンはパッケージになっているので形式的に行くのですが、本当に行きたかったのはザルツブルグです。

なんせ、モーツアルトの生地なので。

 

モーツアルトはベートーベンと並び称されますが、私は断然モーツアルト派です。
モーツアルトの音楽はクラシック演歌(艶歌)ですね。

 

人間の猥雑さを天上の音楽に昇華している、それがモーツアルトだと思います。

 

かたや美空ひばり。日本のマリアカラス。子供の頃は何とも思わなかったですが、この歳になって聞くと凄いですね。特に晩年の歌が素晴らしい。
モーツアルトの音楽のように、人間の猥雑さや業を天上の音楽に昇華している。

 

モーツアルトはワインを傾けながら聴き、美空ひばりは酒をちびりちびりやりながら聴く。

 

どちらも私の人生にかけがえのない音楽です。