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所長ブログ「ケンさんが往く」
2025.05.13
昨日のThe Pattaya Newsによるとタイ民間航空局が、飛行機の遅延や運休に対して旅客の保護を厚くする規則を定め、5月20日から発効するとのことです。
これまでは飛行機が十分なアナウンスもなく出発遅延や運休をしていたのを、例えば国際線の旅客に対しては以下のような保障をすることを義務付けるものです。
すなわち、2時間以上の出発遅延については、追加の食事や飲み物を提供すること、携帯電話やメールへのアクセスを保証すること。
5時間以上の出発遅延については、上記義務に加えて14日以内に1500バーツ(約6700円)の補償金等の支払い、あるいは旅客がその搭乗をキャンセルして返金を受けることや代わりのフライトに変更することを保証する。
10時間以上の出発遅延の場合はさらに、そのフライト距離に応じて2000~4500バーツの補償金等の支払いと、宿泊施設とそこまでの往復交通の便を旅客に提供する。
少なくとも7日前までに該当フライトの運休を伝えなかった場合には、10時間以上の遅延と同様の保証を与える。
国内線の旅客にもこれとは別の保護が提供されます。
このような施策を講じることで、タイは東南アジアで最も進んだ航空旅客保護を実現する意向だとのことです。
それにつけても思い出すのは、15年ほど前にタイ東北部のウドンタニでバンコクからの長距離列車を待った時のことです。
なんと1時間半も遅れてきました。
地元の人は慣れたもので、丁度列車が来る10分前くらいからホームに人が集まり始めました。毎日、1時間半ほど遅れてくるようです。時刻表を修正しろよー、と、思わずため息が出ましたね。
航空旅客は安心な状況になりつつありますが、国鉄の旅客は今はどうなっているでしょう。