所長ブログ「ケンさんが往く」

2025.08.31

昔の映画館は良かった?

最近は映画館といえば、シネコンですね。
先日、今評判の「国宝」をTOHOシネマズで見てきました。

 

上映時間3時間とあるので、当然途中で「途中休憩」があるものと思っていました。

 

最近の映画は1時間半程度のものが多いので「途中休憩」はありません。なので、久しく映画の「途中休憩」を忘れていました。

 

黒澤明の「七人の侍」なんかは3時間くらいあるので、ビデオを見ていたら「途中休憩」なんてのがあって、懐かしい気分になったもんです。
そういえば「サウンド オブ ミュージック」なんかもありましたね。

 

昔は結構長い映画が多かった(と思う)ので「途中休憩」は普通にありました。
ただそれは観客のため、というよりは、フィルム交換の必要があるので休憩せざるを得なかったというのが真相のようですが。

 

今はデジタルなのでフィルム交換の必要はなく、「途中休憩」も不要になった、ということですね。

しかし、特に我々シニアの世代は、トイレの我慢は一般に1時間半程度が限度なので「途中休憩」を入れてもらうと有難いな、と思います。

 

ただシネコンは効率良く稼ぐ必要があるため5分程度の「途中休憩」を入れるのも嫌がるようです。

 

シネコンでもう一つ気になるのは、予告編を含めて宣伝時間が長いということです。本編が始まるまでに宣伝を10分~15分くらい見せられます。
上映時間丁度に館内へ入ると延々と宣伝を見せられることになるので、常連は10分くらい遅れて入るそうです。

 

昔は市政や国政のニュースが本編前にありましたが、それはそれで興味深かったし、予告編があるといっても一本か二本程度だったので、十分受忍限度内でした。

 

まあそれほど頻繁に映画を見に行くわけではないですが、長い映画での「途中休憩」の復活と、本編前の宣伝時間の大幅な短縮、を映画館にはお願いしたいと思います。