タイの三面記事

タイの新聞の三面記事は、交通事故から怪奇譚のたぐいまで幅広く、実に三面記事然としたものを載せます。

The Pattaya News 11月５日号によると、地方都市レムチャバン市の市職員がハンモックに寝た状態で死んでいたそうです。件の市職員は３９歳の市の技術者でした。

彼は大酒飲みで、６０歳の彼の奥さんの話によると、友達と飲み歩いて２・３日家を空けることが時々あったらしいです。

前週の金曜日に奥さんと飲酒のことで言い争いをして、一文無しで家を追い出されたとのこと。奥さんは彼の衣類を袋詰めにして金曜日に仕事場へ送っておいたそうです。

友達が見かねて、これで週末を過ごすようにと、１００バーツ（４００円程度）を彼に渡しておきました。

月曜日に役所に出勤した友達が、彼がハンモックで寝ていたのを見つけて起こしたそうですが反応がなく、死んでいたとのこと。

奥さんは、週末は市場の仕事で忙しく、彼のことは、かまっておれなかったそうです。

予備検視の結果は、特に暴行されたような跡もなく、大量に浴びていたアルコールを突然やめて体調に異変をきたしたのではないか、とのことであったようです。

全くの三面記事でした。