所長ブログ「ケンさんが往く」

2026.03.15

再びAI

現在無料で使用できるChatGPTとGeminiを仕事で使ってみました。

 

新しく依頼頂いた技術分野についてざっと訊いてみました。

いずれも、まあまあ、そつのない回答をくれました。

 

これは使えるかも、と思い、この分野の特許出願状況を訊いてみました。

この場合もいずれのAIでも大まかな傾向は良く分かりました。

 

そこで、具体的な関連する特許公報の公開番号を訊いてみました。

この場合も、いずれのAIでも公開番号と出願内容の抄録が得られました。

 

そこまでやってくれるのかと感心しつつ、その公開番号と内容を特許庁の特許検索用データベース(IPDL)で確認してみました。

 

そうしましたら、なんといずれのAIの回答もでたらめでした。

AIが出力した公開番号の出願内容がIPDLとは全く異なっていたのです。

 

IPDLは当然正しいのでAIの出力が間違っていることになります。

 

また、特許出願の分割出願の審査請求時期について確認してみました。

 

最初はChatGPTに聞いたのですが、回答がどうも私の記憶とは異なっていたので、再度Geminiに聞いたところ、今度は私の記憶と合致していました。

 

そこで、今度は通常のWEB検索で情報を確認してみました。やはり私の記憶で間違いなかったです。

 

AIの怖いところは、間違った回答でも根拠条文等を挙げてそれらしく断定してくるところです。

 

そこで教訓です。専門分野の高度な質問でAIの回答を鵜吞みにするのは危険。従来のWEB検索や専用データベースで必ず確認すること。