何故タイ大好き人間になったのか

何故でしょう？

自分でも、しかとは分かりません。

タイが初めて行った東南アジアではなかったのですが。

その前にボルネオ島にあるマレーシアのサラワクというところへ行きました。えらい蒸し暑かったのだけが記憶に残っています。

マレーシアは単なる観光で訪問、タイは弁理士会の知財調査団の一員として訪問という違いはありますが、それがタイ大好きになったという原因では当然ありません。

調査団の一員として仕事柄興味のある特許庁や裁判所、現地事務所等も訪問しましたが、それも原因では無いような。

あれこれ考えて思い当たることといえば、バンコクの目抜き通りにあったヤシの並木と、そのヤシの木の一本一本に美しい蘭の花が飾ってあったこと、漆黒の闇の中をどこまでも続く露店の灯り、猥雑で陽気でどことなく時間が止まったような、まったり感。

寒い時期の日本から行ったので余計に印象に残ったのかもしれません。

その後、東南アジアへはミャンマーとカンボジアを除いて全て行く機会があり、ヤシや露店、まったり感等は特にタイに限ったものではないな思いましたが、たまたまクライアントからタイへの特許出願を何件か依頼されたこともあり、それは現在も続いていて、親しい現地事務所もでき、ならばタイ語もちょっとかじってみるか（続けていますがモノにはなっていません）、タイの歴史も勉強してみるか、となり、家では自室で常にタイのルークトウン（歌謡曲のようなもの）をネットラジオでかけっぱなしにしたり、と、いつのまにかタイ大好き人間になりました。

まあ、ここまできたら、浮気することなく、タイと心中するつもり（笑）です。