所長ブログ「ケンさんが往く」

2026.09.06

原田泰治美術館

原田泰治をご存じでしょうか。

 

日本中の特に田舎の懐かしい風景を独特の筆致で描いた画家です。
映画でいえば寅さんのような。

 

ただ、寅さんのような放浪の、といえば山下清が有名ですが、放浪画家ではありません。

 

今年も蓼科へ行って、そういえば原田泰治美術館があったことを思い出しました。

 

なんと、原田泰治は諏訪出身だったのですね。

 

1970年代に朝日新聞の日曜版に原田泰治の絵が連載されたことがあって、日本各地の田舎の(都会の下町風景を描いたものもあります)、昔懐かしい生活を、明るいデザイン画のような筆致で描いた絵がすごく印象に残りました。

 

今回、諏訪湖の畔にある件の美術館を訪れて、彼が武蔵野美大のデザイン科出身であったことを知り、その筆致に納得がいきました。

 

原田泰治が日本中の田舎を取材して描き残した風景は、その後のいわゆる近代化と、近年の度重なる天災でどうなってしまったのか、心配です。

 

日本の伝統を守るのは、果たして防衛でしょうか防災でしょうか。